「ほっとくと英語力はドンドン落ちる?」
いきなり恐ろしいタイトルでごめんなさい。
でもこれって私も体験した事実なんです。
日本で暮らしている中で何もしなければ英語力は落ちます。
吸収はゆっくりなのに、落ちるときは容赦なくドンドン落ちます。
そこで必要になってくるのが英語脳。
今まさに英語を勉強しているあなた!
留学から帰ってきて日本を満喫しているあなた!
油断していると、いつの間にか英語を話せなくなっているかもしれません。

目次
英語力が落ちた!後悔した留学後の日本での生活


フィリピンのセブ島へ短期留学に行きました。

その時はカフェでインターンとして働き、英語での対応もしていました。
でも、社会人になってからはほとんど英語から離れてしまいました。

友人はこう言って慰めてくれましたが、それは言い訳にすぎません。
あわてて英会話教室に通い始めたころは簡単な単語もとっさに出てこないし、ほとんど何も話せない自分になっていました。
それまでは英会話に少し自信を持ってたんだけど、その自信は見事に打ち砕かれました。
こんな私がそれでも勉強を続けたのは、やっぱり英語が好きだったんですよね。
一番忘れやすいのは〇〇

一番忘れやすいのは、確実に話す力=スピーキングです。
さきほど、私が英会話教室に通い始めたころには簡単な単語も出てこなくなったとお伝えしました。
単語を忘れているのはもちろんのこと、以前はできていたはずの簡単な会話の返答すら頭に浮かばなくなっていました。
聞く力=リスニングも衰えました。
でも、もともと海外に関することが好きだったのでPodcast、映画やドラマを英語音声で聞くことでスピーキングよりはギリギリ保つことが出来ていたと思います。
でも当時は、英語を話す機会というのがまったくなかったんですよね。
いま思えば、英会話ができる色々な場所に行っていればよかったと思うのですが、あとの祭りでした。

Coz no one care what I talk my self when I’m alone.
=だって一人の時に独り言いうくらい誰も気にしないからね
英語を身につけた人の100%が衰えるのか?

セカンドランゲージとして英語を身につけた人の100人中100人が日本で暮らすことによって、英語力を失うんでしょうか。
その答えはノーです。
私達がどんな環境でも日本語を忘れないのと同じように、バイリンガルやネイティブのように話せる人が英語力を落とすことは、ほぼないと思います。
それは英語が脳に体に染みついているからです。
いわゆる英語脳ですね。

英語脳とは?

前章で英語が脳に体に染みついているのが英語脳と書きました。
「なんじゃそりゃ」と思われたでしょうか。
シンプルに書くと英語を英語で理解する力のことです。
英語で会話をしているとき、会話の中でいちいち日本語で考える時間はありません。
英語で話しかけられてから頭の中で和訳し、日本語で答えを決めて英訳して伝える。
そんなことをしていたら、どれだけ時間がかかるでしょう。
そのうちに話題は変わり、話を聞き逃してしまいます。
なので英語で考える力を育てなければなりません。
英語脳が出来てくるレベルとは
さて、ここで気になるのが英語脳を作るにはどのくらい勉強しなきいけないのかということですよね。
確実な時間は、それぞれの学習にさける時間や生活によって違ってくるので一概には言えません。
時間ではなく、学習レベルで考えていこうと思います。
まず、英語学習には3段階のレベルがあるといわれています。
ゾーン1
何もわからない状態からでもまず耳が慣れ、スポンジが水を吸うように吸収していきます。
日常的に使う挨拶や、つたないながらも会話ができる程度です。
短期留学などで一時的に英語漬けになった後などは、このくらいまでは成長可能だと思います。
私がセブ島での短期留学で、カフェでの仕事で注文を受けたりの決まった受け答えや簡単な会話が出来ていたころは、このゾーン1です。
その後、日本での日本語漬けの生活で私の英語力はドンドン落ちました。
つまり、英語脳はまだ出来ていないレベルです。
ゾーン2
ゾーン1のレベルから上がるまでには、いったん停滞期が訪れます。
なかなか伸びません。
そこをいかに我慢して頑張れるかが鍵になってきます。
英語が自分に染み込んでいく期間だと思ってください。
この停滞期を乗り切ると、またグッと伸びます。
普段の会話なら簡単な単語を組み合わせながら、言いたいことが言えるようになってきます。
このあたりから英語脳が出来てきます。
このゾーン2に入ると、帰国後に日本語漬けになってしまってもドンドン落ちるということはないと思います。
ですが、やっぱり何もしなければ会話の速度は遅くなりますし忘れます。
ゾーン3
ゾーン2から上がるには更に努力が必要になってきます。
なぜなら、ゾーン2である程度満足できてしまうからです。
日常生活に支障があまりなく、日本でイングリッシュスピーカーと話す機会があった場合には、英語を話さない人から見るとペラペラレベルになっています。
でもこのゾーン3に入ることが出来れば、言葉の言い回しが増えます。
自分の言葉で伝えられるという満足感を得られたり、TPOに合わせた話し方ができるようになります。
丁寧な言い方が出来たり、同じ意味合いの言葉でも難しい言葉を使いこなせたり、自分の年齢相応の話し方ができるようになります。
このレベルは完全に英語脳が出来ているといえます。
今、伸び悩んでいる人でもがんばればさらに伸びるんです。
英語力を落ちないようにするために
今回は、いきなり不安を煽るようなことを言ってしまいました。
でもこんな現実も知っていただき、私のような後悔をする方が減ってくれるといいなと思います♪
『英語脳』に関しては、色々な本や情報が発信されています。
その中で共通するのが、英語で英語を学ぶこと。
英語を英語で考える力を育てるのに、日本語で学んでいては始まりません。
日本での生活を楽しむためにも、英語脳を作るのが一番なんです。

私のように英会話スクールに行って学ぶのもひとつのルートですし、テキストなどもあります。
自分に合うスタイルを見つけてみましょう
「英語脳」を飛躍的にアップさせる学習メソッドを実践している英会話スクールに【ライザップイングリッシュ】があります。
どのような学習方法を実践しているのか、知るのも面白いですよ。
(▼下記記事の目次から「英語脳」というワードを探してジャンプしてくださいね)
最後まで読んで頂きありがとうございました。