もし今すぐ、ちょっと長い休暇が取れたら、何をしますか?
溜めてしまった家事をしなくちゃ。
日頃の疲れをとりに、朝から晩まで寝ていたい。

ホントもう、こんな若さも色気もない話じゃダメダメですよね。。。
でも、せっかくの休暇なんだもの、仕事やいつもの日々を完全リセットしてどこかに行きたいな~。
・・・そうだ、海外旅行に行きたい!
綺麗な町並みとか、海とか山とか、買い物とか、美味しいものとかに癒されたい♪
そしてもし可能なら、旅先でちょっとでも現地の人と仲良くなれたり、英会話で交流できたらもっと楽しいだろうな~っ!
・・・って、思いませんか?

でも、英語なんて話せない。
今更だけど、すぐ英会話なんてできるようになるわけないよな。。。
確かに短期集中で英会話完全習得!といった、そんな学習法や魔法は残念ながらありません。。。
でも、もしちょっとだけ海外で交流のきっかけができるコツがあるなら、使いたくなりませんか?
今回は、英会話初心者でも今すぐ海外旅行で使える、私なりのとっておきの「3つのコツ」をお伝えしたいと思います!
目次
初心者でも今すぐ話せる!コツ1:「Hello!」のコツ

初心者でも誰もが言える「Hello」。
簡単に思えるありきたりの言葉ですが、それでもこれは相手の懐に入る一番大切な鍵になることがあるんです。
私がいつもしているのは、空港の入国審査の際に思いっきりの笑顔で「ハロー!」と呼びかけること。
これからお世話になる国に、どうぞよろしくね!という気持ちで言っていると、意外に伝わるんじゃないかな~と思って実行しています。(独自理論)
もし入国審査官がニコッと微笑みかけてくれればラッキーで、ずっとラッキーな気持ちで旅が出来るかも!なんて、まるで神社のおみくじに近い感覚です(笑)
でも通常は滅多に微笑んでくれないお堅い部署なので、相手が微笑んでくれなくても落ち込まないでくださいね。
それでも旅の最初に笑顔で到着すると、何かいいことありそうな気がしませんか?
外国ではお店などに入る時にも、笑顔でHello!と言って入ると印象も良いと思います。
でもここで注意を一つ。
大型観光地の街中でよくある、見知らぬ相手からの「Hello!」には十分気を付けてください。
全員ではないと思いますが、たま~に観光客相手の詐欺師があなたの隙を狙っている場合もあります。そんな時は、微笑まずにクールに軽く流す「Hello」で敬遠してください。
初心者でも今すぐ話せる!コツ2:くしゃみに「Bless You!」

英語圏では、誰かがくしゃみをした際に「Bless you!(ブレスユー)」と声を掛けるのが習慣です。
「Bless you」は「息を吸って」という意味ですが、昔はくしゃみの際に良くないものが体に入り込むことを警戒して、すぐ息を吸い込むようにしていたことから来たようです。
転じて、今では”お大事に”、”気を付けてね”という意味合いで使います。
もし近くで誰かのくしゃみが聞こえたら、すぐに「ブレスユー!」と言ってみてください。
そして、あなたのくしゃみに誰かが言ってくれたら、すぐ「Thank you!」で応えてくださいね。
あなたが勇気を出して言った「Bless You!」に、もし見知らぬ誰かの「Thank you」が返ってきたら、ちょっとうれしくないですか?
私は、飛行機で隣り合わせたイギリスの老紳士のくしゃみに「Bless you!」と声をかけたことがあります。その後いろいろと話しかけられて、メールアドレスを交換し何度かやり取りしました。(ご当地の美味しいウィスキーの銘柄も教えてもらえたんですよ~♪)
余談ですが、英語圏では「Bless you!」ですが、フランスでは「A tes souhaits!(アテスエ)」、スペインでは「Salud!(サルー)」と言うそうです。
意味合いはほぼ英語と一緒なので、覚えておけばいつか使えるかもしれませんね。
初心者でも今すぐ話せる!コツ3:「Thank you!」の伝え方

旅行中の知らない土地ですごく困っている時に、誰かが丁寧に道を教えてくれたり、一生懸命に手伝おうとしてくれる人に出会うと、すごくうれしいし、ありがたいですよね。
そんな時にはなんだか「Thank you very much」だけでは足りないような。。。
もっともっと感謝を伝えたい!と思う時があるかもしれません。
そんな時に、心を込めた「Thank you very much!」の後に「indeed(深く)」と付け加えててみるのはどうでしょう? いつもよりも、もっと感謝の気持ちを込めて。
私は以前、旅先の帰りの飛行機で急な変更があり、翌朝までに航空会社と直接話さなけらばならないことがありました。
当時、英語力に自信がなく英語での電話が超苦手だった私は、泊まっていたホテルの優しそうなナイトレセプショニストのお姉さんに助けを求めました。ちょうど夜間でお客さんがいない時間だったということもあり、彼女は航空会社と電話で話してくれた上に、席の交渉までしてくれました。

本当に地獄に仏とはこのことだ!と、私は彼女への感謝の気持ちでいっぱいでした。
私はその時持っていたありったけのお菓子を渡しながら、彼女に

と感謝を伝えました。
彼女は「お役に立ってよかった。そんなに喜んでもらえたなら私も嬉しいわ。」と言ってくれ、その後もちょっとおしゃべりをしてくれました。それがまたとても嬉しかったんです。
一人旅で不安なあの時、誰かと話せてすごく気持ちがホッとしたのを覚えています。
『手伝ってもらって当然』ではなく、感謝を伝えるって大事だな~とつくづく感じた経験でした。
まとめ
英会話は一日にして成らず。
でも、こんなコツを知ってるだけで初心者でも英語で話せて、思い出になる交流のきっかけも生まれます。一人旅でも、ツアーで行く海外旅行でも、旅行中という短期集中でも現地の人との交流は可能なのです。
日頃の勉強の成果を試してみたい人はもちろん、「英会話のきっかけを作りたい初心者の方」でも、勇気を出してぜひ話しかけてみましょう!
もちろん、世の中にはいろんな人がいるので思ったように交流できない可能性もあります。でも、話しかけないと交流は生まれませんよね?
ぜひ、ダメでもともと!の気持ちで活用してみてほしいです。
なぜなら、私の場合は、こういったことを経験して「もっと色んな人と話せるように、英会話を頑張らなきゃ!」と帰国後の新たな英語勉強のモチベーションになったからです。
もしかしたら読者様の海外旅行でも、これからの英会話の勉強がもっと楽しくなるような体験ができるかもしれません!
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
Thank you very much….indeed!