皆さん、英語の勉強を続けていて、モチベーションが下がってきてはいませんか?
そんなときによく聞く質問が
「英語学習において目標としている人はいますか?」というものです。
「自分もこうなりたい!」と思えるロールモデルになる人です。
私は日本で生まれ育ち、第2言語として英語を習得したので、やっぱり同じ境遇で英語が堪能な人を見ると「わー凄いな!かっこいい。あの人みたいになりたい!」って憧れていました。
身近にそういう人がいれば学習意欲は上がります!
しかし、身近にそういう人がいなくて、なかなか目標とする人を見つけられないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は「ロールモデルを作ることにより得られる効果」と、「ロールモデルの見つけ方」についてご説明します!
そして、お手本にしたい英語が堪能な有名人6人をご紹介していきます。
是非、憧れの人物を見つけてモチベーションを維持しつつ英語を学習していきましょう!
目次
ロールモデルを作ると得られる効果とは

突然ですが、人はどのようにして学習するのでしょうか?
教科書を読んだり、誰かに教えてもらって学習する方法もありますが、実は誰しもが赤ちゃんの頃から行っている学習方法があります。
それは「真似をすること」です!
人は成長する過程で、無意識に周りの人の真似をしています。
これは心理学用語でモデリングと呼ばれています。
モデリング(英: Modelling)は、心理学用語のひとつ。何かしらの対象物を見本(モデル)に、そのものの動作や行動を見て、同じような動作や行動をするのがモデリングである。
人間(主に子供)の成長過程では、モデリングにより学習・成長するとされている。思春期から大人にかけての時期では、憧れの意識から、対象の人物に少しでも近づきたいという心理が発することがある。また、芸能人のファンが、その対象人物のファッションや仕草などを真似るのは、モデリングのひとつである。
引用:Wikipedia
例えば、ダイエットに例えてみるとどうでしょうか?
「なんとなく痩せたいな~」と思いながら始めるよりも、「このモデルさんみたいになりたい!」と思って始める方が意欲的に取り組めますよね。
そして、雑誌やその人のSNSをチェックし、食生活やエクササイズを真似してみたりします。
現状の自分と理想のモデルさんの間にあるギャップを埋めようと努力するんですね。

皆さんは、自分のゴール像をちゃんとイメージしながら英語学習に取り組めていますか?
言語も同じで、何となく行うよりは、自分がなりたい像をイメージすると成長率はアップするのです。
ロールモデルは言語習得の近道ですよ~!
ロールモデルの見つけ方

それでは、ロールモデルってどうやって見つけるのでしょうか?
人それぞれ探し方は変わってくるとは思いますが、身近な人ほど自分を投影しやすいので、まずは身近な人から考えてみましょう。
例えば、英語の先生、友人、家族などです。
私の場合ですが、大学時代にセブ島のカフェでインターンをしていたのですが、そこのオーナーは英語も上手でバイタリティがあってとても憧れていました。
働きながら、オーナーの口調やお客さんに対する接し方を真似していましたね。
そうすることでその人に近づけたような気がして、自信が湧いてきました。


身近にロールモデルがいないという方は、まずは語学が堪能な有名人の中から探してみるといいでしょう。
日本の芸能人の中にも英語がペラペラな人が増えてきましたよね。
まさに才色兼備!
次の章でロールモデルにピッタリの有名人をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
真似したい語学堪能でカッコいい有名人

「ロールモデルがいない!」とお困りの方へ、私がつい「かっこいいなあ」と思っていまう有名人の方を紹介しちゃいます!
個人的には、もともと母国語ではないのにスラスラと話される方をみるとグッときます 。
女性有名人編
関根麻里さん
引用:YouTube
海外セレブが来日した際のインタビュアーを務めている様子をよく見かけます。
関根さんはアメリカの大学に留学経験があるそうですが、英語が出来ても文化の違う生活の中で苦労されたようです。
動画はケネディ大使が来日された際の対話の様子です。
ご自身の留学生活についても話されています。
知性の感じる受け答えや会話の際の笑顔、相手の話を聞く姿勢など英語の流暢さ以外でも真似したくなるポイントが多いです。
宮里藍選手
引用:YouTube
世界で活躍するアスリートは英語が堪能な方が多いですよね。
そんな中でも宮里選手の英語は発音も良くて聞いていて気持ちがいいです。
世界で活躍するために積極的に海外の選手とコミュニケーションを取り、英語力を磨いていったそうです。
そんな努力家な一面も本当にかっこいいです。
中谷美紀さん
引用:YouTube
先日、ドイツ人の音楽家の方と結婚されて話題になりましたが、中谷さんも語学が堪能な有名人のひとりです。
驚くことに英語だけでなくフランス語もできるそうです。
こちらの動画は映画賞を受賞されたときのスピーチの様子(2:05~/3:35~)ですが、大勢の前で堂々と話されていますね。
こんなに綺麗で英語も堪能なら憧れずにはいられません!
男性有名人編
鈴木亮平さん
引用:YouTube
幅広い役を演じるためにストイックな肉体改造を行うことでも知られる鈴木亮平さんですが、語学に関してもストイックですね。
小さい時に世界で俳優として活躍すると決意し、英語を磨いてきたそうです。
東京外国語大学を卒業し、英検1級を取得されています。
ちなみに英検1級の合格率はなんと10パーセント!
鈴木さんの英語力はネイティブレベルと言ってよさそうです。
ONE OK ROCK Taka(タカ)さん
引用:YouTube
海外でも大人気の日本を代表するロックバンド、ONE OK ROCK。
彼らの曲を初めて聞いたとき、日本人が歌っていると気づかない人もいたのではないでしょうか。
ボーカルであるTakaさんの素晴らしいところは、高い英語力もさることながら自信をもって堂々と話している姿です。
ミスを恐れず話すことに好感を持つ外国人は多いんですよ。
彼が流暢に英語を話す理由として「帰国子女の多い学校に通っていた」ことを挙げる人もいらっしゃいますが、それだけでこの英語力を身につけることはできないと思います。
きっと世界で活躍することを見据えて、たくさん努力されてきたのでしょう。
夢に向かってがんばる人はカッコいいです!
錦織圭選手
引用:YouTube
世界で活躍する錦織選手も素晴らしく流暢な英語を話されます。
今では、こんなにスピーキングもリスニングも素晴らしい錦織選手ですが、10代のときにテニスを学ぶために渡米された際は英語が出来ずに苦労されたようです。
しかし、周りの選手の支えもあり、留学を終えることが出来たようですね。
生の英語に触れながら英語を学んでいるので発音も綺麗ですね。
こちらの動画は試合後のインタビューの様子ですが、きちんとインタビュアーの質問を理解し、受け答えしています。
ロールモデルを見つけてモチベーションアップ
今回は、英語学習のモチベーションアップのためにロールモデルを見つけることについて書いてみました。
語学が堪能な人はやはりカッコいいですよね。
英語を話せる人は大勢いますが、自分が目標とするところはどこなのか(日常会話レベル、ビジネスレベル、ネイティブレベルなど)考え、モデルとなる人を探してみましょう。
憧れる人がいると挫けそうなときでも「あの人に1ミリでも近づくために、もう少し頑張ろう」って思えます。
そして、将来は誰かのロールモデルとなれるように頑張っていきましょうー!!
学習意欲が下がってきたな~と感じる方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
英語なんてやめたいって思う時ありませんか?
そんな時にするべき対処法について書いています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!