突然ですが読者様はどのようにして英会話を学んでいますか?
方法としては、英会話教室や教材を購入して独学など様々な方法がありますよね。
でも、できればお金をかけたくないな~なんて思いませんか?
今回はそんなみなさまのお悩みを解決すべく、ちょっとした英会話の勉強法についてお教えしちゃいます!
ちなみに英語を学ぶだけではなく「英会話=英語で会話すること」が上手くなるには単純に言えば会話をするしかないんです。
インプットだけのお勉強では、いざ会話になったときに頭に何も浮かばない、何か浮かんでも言葉にならないということが起きてしまいます。
私は「何か浮かんでも言葉にならない状態」を「口が慣れてない状態」だと思っています。
慣れるにはどうしましょう!ってことなんですよね。
そして今の日本の英語教育に圧倒的に足りていない要素が[conversation]=「会話」です。
机に向かって先生が解説する文法や単語をノートに取っていく作業、いわゆるお勉強。
私も睡魔との戦いに何度敗れたかわかりません・・・。
教科書を朗読することはあっても 自分の考えを英語にして話すという機会はなかなかありませんでした。
一人で教科書に向かうだけでは、眠ってしまう私のような方!
英語を学ぶ楽しさというのは、誰かと英語で会話できたとき、自分の英語が伝わったときだと思うんです。
今でも忘れません。
まだ私が留学して間もない頃、私のつたない英語でも相手に伝わり、会話が成り立った時本当に楽しかったし嬉しかったんです♪
なのでここでは、英「会話」に注目してお話できたらと思います。

目次
英会話をお金をかけずに上手くなる方法とは?

英会話をスムーズに行うためには「会話力」を鍛えることが重要となってきます。
では会話力を鍛えるってどういうことでしょうか?
私も含め、この記事を読んでくださっているほとんどの方が日本語のネイティブスピーカーだと思います。
「何を当たり前のことを」って思われるかもしれませんが、日本に生まれ、日本語で育てられ、日本語で学び、日本語のテレビ番組や本に日常的に触れ、日本語で家族や友達と話をする。
日本語力が鍛えられて当然ですよね?
それを完全に英語に置き換えるには、海外留学などをして環境を変えるしか方法がありませんが、日本にいながらにして英語に触れる機会を増やせばいいんです。
そこで今回はどのようにして英語に触れる機会を増やすのか、その方法について紹介していきます♪
英語に触れる機会を増やすって?

みなさんは「英語に触れる機会を増やす」というと、どういった方法を思いつきますか?
今は多くの英語の学習アプリが出ているので隙間時間に少しずつ挑戦したり、ニュースアプリでは英語でニュースを配信していたりもしますね。
様々な方法があるなかで今回はインプット編とアウトプット編に分けてご紹介したいと思います。
インプット編

英会話に限らず、どんなことも予備知識がないと仲間と一緒に楽しむことはできませんよね。
最初は、教えてくれていてもあまりに何も知らないと疎外感を感じたり・・・。
英会話に関してはやっぱり会話が成立した方が何倍も楽しいので、ある程度の学びも必要なんですよね。

耳で触れよう
私たちの耳って日本語のアクセントに慣れてしまっているので、せっかく勉強して知ってる単語でも実際に耳にするとまるで宇宙語のように耳に残らず通り過ぎてしまうんです。
そこで思い出してみてください。
生まれたばかりの赤ちゃんは沢山の人に話しかけられ言葉はなくても反応し、そして成長した子供たちは、大人の言葉は理解できるようになります。
だけどまだボキャブラリーが少ないので知っている言葉を駆使して私たちに伝えようとしてくれますよね。
まずは相手の言葉を聞き取ることから、無意識の学びは始まります。
英語を学ぶ第一歩も同じです。
たくさん聞くことによって、耳が英語のアクセントに慣れて相手が何を言っているか聞き取れるようになれるんです。
でも普段から英語を聞く機会なんてありませんよね。
そこで次に紹介する方法にぜひチャレンジしてみてください♪
①映画やドラマで楽しく聞こう
今はNETFLIXなど様々な動画配信サイトがあります。
なので自分の好きな映画やドラマを見ながら耳を慣らしていくことができます。
(もちろん吹き替え版ではない映画・ドラマを選びましょうね!笑)
でも好きだからといって、いきなりサスペンスや専門知識満載のものはハードルが高すぎるかもしれません。
それこそ本気の英語が突然全力疾走してくるようなものです。
最初は子供向けのアニメーションムービーやドラマ(ディズニーやイルミネーションなど)で大人も楽しめる内容のものから始めてみましょう。
もしそれが初めて見る内容のものならまずは英語音声に日本語字幕で、内容を把握出来たら英語音声と英語字幕で耳で聞く音と実際に言っている単語や文章を照らし合わせていきます。
そして慣れてきたら日常会話パートなどは真似して口に出してみましょう!
②YouTubeチャンネルで学びながら慣れよう
今はバイリンガルや海外のYouTuberが様々な動画を投稿しています。
英会話解説の動画は、日本語でネイティブの自然な英語表現を解説してくれたり、海外の文化なども紹介していたりするので気軽に異文化に触れることができると思います。
その他、海外のニュースサイトや英会話スクールが運営しているチャンネルや、海外YouTuberが料理やアクティビティーなどを紹介する動画も様々あります。
興味のあるジャンルで検索をしてみると面白い動画に出会えるかもしれませんね♪
耳でふれる以外には
耳が慣れて何を言っているか聞き取れるようになっても、理解ができなきゃ会話にはなりません。
そこはもちろんお勉強が必要。
簡単なところだと移動時間や隙間時間にアプリやSNSを利用して単語や文法を覚えたりできるかと思います。
しかしいくら勉強しても相手の言った言葉を頭の中で日本語に訳して理解をし、その返答を英語に訳して・・・となるとあまりのタイムラグに会話にならなくなってしまいます。
そのタイムラグを減らすには、日常的に英語で考え、英語を英語で理解する訓練が必要になってきます。
今までの学校で習ってきた勉強方法とはちょっと違ってくる部分もあるかと思いますが、気楽にチャレンジしてみてくださいね♪
英語で英語を学んでみよう
留学先や英会話スクールでは講師が英語で英語の授業をしています。
私たちも学生時代、国語の授業を日本語で聞いてましたよね?
まさにあの状況です!
そんな状況を作り出すにはどうしたらよいのか、紹介していきますね。
①英英辞書を使う
知らない単語は英和辞書を使ってしまいがちですが、英語で英語を学ぶ第一段階に英語で英語を調べるという方法があります。
国語辞典で難しい言葉を調べるときと同じですね。
英語の例文もありますので、最初は抵抗があっても段々慣れていくことができると思います。
この方法は読む力も身につくので一石二鳥です♪
②簡単なことからでも英語で考える癖付けをする
例えば、トイレに行きたいときには「I wanna go washroom」、何か食べたいときには「I wanna eat something」など簡単なことから英語で考えてみるんです。
周りに誰もいなければ口にも出しちゃいましょう!
これは、主語のない言語といわれる日本語を操る私たちが、きちんと主語を使う練習にもなるんです。
たとえば 「I say it.」=「私はそれを言います。」(現実的に使うことはなさそうですが)
もしもこれを主語のない状態で言えば「Say it」=「言いなさい。」という命令文になります。
こういった不本意な誤解をさけるためにも、主語のある言い方に慣れていく必要があります。
アウトプット編

いくつかのインプットの方法について紹介してきましたが、次はアウトプット編になります!
インプットしているだけでは、語学としての英語を学んでいる段階から抜け出せないのでアウトプットはかなり重要ですよ。
ぜひ今回紹介するアウトプットの方法にチャレンジして、インプットだけのお勉強から抜け出していきましょう♪
実際に話してみよう

さぁ、会話をしに外に飛び出してみましょう。
あれ、いきなりレベルが高すぎ!と思いましたか?
いえいえそんなことはありませんよ~!
まずは簡単な自己紹介や相手に質問ができるようにしてみましょう。
恐らくそのくらいのレベルであれば中学校で習ったかと思います。
英語の教科書の最初の方にある「My name is Natsu.」とかです(笑)
そのくらいなら言えるかも…と少しずつチャレンジ意欲が湧いてきたんじゃないでしょうか!
では日本にいて英語を使ったコミュニケーションをとるには、どういった場があるのでしょうか。
英会話カフェに行ってみよう
英会話カフェってご存知ですか?
各レベルごとに分かれたテーブルに常時ホストと呼ばれるネイティブスピーカーが一人ついてサポートしてくれるカフェが多いと思います。
教材などはなく、自分のレベルにあったテーブルで自分の趣味や好きなことを話す場ですので、英語を話す楽しさを実感できるのではないかと思います。
事前にある程度話したい内容を英語でメモしておくとスムーズに進みます♪
また会話の中で知らない単語や言い回しが出てきた場合は、遠慮せずに相手やネイティブのホストに質問しましょう。
わかったふりは相手にも失礼で自分の首を絞めることになっちゃいます。
新しく覚えた単語や言い回しはメモを取っておいて自分でも使ってみるとボキャブラリーも増えるのでアウトプットとインプットを両方体験できることでしょう。
Language exchangeパートナーを探してみよう
私たちが英語を学ぶのと同じように日本語を学んでいる人がいます。
そういった人たちと出会い、会話をしながらお互い言語や文化を教えあうことができます。
「Conversation Exchange」や「Meet up」などのオンラインサイトがあります。
どちらも全世界に共通しているサイトで英語や日本語だけではなく様々な言語を学ぶ人々やスポーツやアウトドアなどの共通の趣味や目的を持った人々が集まっています。
こちらはタイトル通り、語学に特化したコミュニティサイトです。
自分の住んでいるエリアを検索すると日本語を学んでいるイングリッシュスピーカーに出会えたり、相手からメッセージが来ることもあります。
プロフィールに英語で自分の英語レベルや趣味などの自己紹介を書いてみると相手に人柄が伝わり、新たな友人との出会いが待っているかもしれません。
誰かにメッセージを送るときは、まず相手のプロフィールをよく読み、ログイン状況などを確認してみましょう。
写真や本名などの個人情報を載せる必要がありませんので気軽に始めることができますよ。
「Meet up」
こちらは様々な趣味を持った人々が一緒に楽しめる仲間を見つけるコミュニティサイトです。
英語の勉強会やLanguage exchangeなど、レベルや目的に合わせた様々な英語のイベントが開催されています。
「English お住まいの地域」で検索したり、英語を使い共通の趣味の仲間を探すのであれば、探したい趣味の内容を英語表記にし、地域を入れて検索するとタイトルや説明書きが英語のMeet upイベントが出てきます。
英語を学ぶ日本人や日本語を学ぶ外国人が参加していることが多いので、英語で会話しつつ新たな友人に出会えるチャンスがあります。
この他にも「My language exchange」や「Hello Talk」などもありますし「東京英会話倶楽部」という全国展開している英会話サークルが全国で勉強会を開いたりなど、探してみると色々な場所があります。
ちょっぴり紹介 武者修行編
さらにレベルアップしたい方は外国人が集まるパブやバーに行ってみましょう。
恐らく今までの方法を一人で挑戦されている方がほとんどだとは思いますが、こちらのチャレンジは一人だと結構勇気が必要かもしれません!
ですが、かなり本格的な英会話ができると思います♪
パブやバーに行ったら隣に座ってみたり目が合った時に笑顔を向けてみましょう。
日本人同士だと違和感のあるこの目が合って笑顔を向ける行為、海外の方同士だと当たり前のコミュニケーションなんです。
逆に目をそらしたり、不愛想な表情をすると失礼に当たります。
そこから会話が始まれば自己紹介をし英語を学んでいると伝えれば、話し相手になってくれるでしょう。
ただ講師でも英語を教えたことがある人でもないので聞き取りづらかったり早口だったり様々だと思います。
なので武者修行。
新たな飲み友達になるかもしれませんし、一期一会の出会いになるかもしれませんが鍛えられることは間違いなしです!
まとめ
ここまでカフェやオンラインサイト、バーなどの英語で会話する力を身に着ける場を紹介してきました。
ここで一番大切なのは、どこに行くのかではなく「間違えることを恐れないこと」です。
日本人は、授業とテストで正しい英語を扱うようにと刷り込まれていますので「間違ったらどうしよう」「正しい英語を話せないから恥ずかしい」という気持ちが先だって、話すことにたいしてのプレッシャーを感じてしまいます。
私たち日本人が正しい日本語を話していないのと同じようにネイティブのイングリッシュスピーカーも特に正しい英語を話しているわけではありません。
「相手に伝えよう」という気持ちが大切なのです。
そして誰もが気になる発音ですが、重要なのはアクセントです。
どこに強弱をつけるかどこを伸ばすか。
これがネイティブに聞き取ってもらうコツです。
沢山聞いて沢山真似をするうちにコツがつかめるようになると思います。
そして特にオンラインサイトやバーでの出会いは人を見る目も大切だと思います。
日本にいながらのことなので海外旅行の時ほどではありませんが、相手を無条件に信用しすぎずに自分の身を守れるのは自分だけということを忘れず楽しい時間を過ごしてほしいです。
そしてこうした会話を楽しむアウトプットの場に出ると、自分のレベルが分かり、もっと勉強したいというモチベーションにもつながると思います。
もしモチベーションが下がってきたかな~と思う方はぜひこちらも読んでみてください!
最後まで読んで頂きありがとうございました。