ベトナム現地レポート第7弾です!
今回は世界遺産のハロン湾に行ってみましたので、その模様をレポートしたいと思います!
ベトナムの観光地としてどんどん有名になり、普段は主にアジアの団体観光客がとっても多いそうですが…
ちょうど、閑散としていたのでラッキーでした!
とっても素敵な写真映えするスポット盛りだくさんですので、ベトナムに来てみたくなること間違いなし♪
ベトナム北部の世界遺産であるハロン湾はこんなところ!
ハロン湾はベトナムの首都ハノイの東にあり、有料高速道路を利用して約170キロ、2時間半くらい離れた場所です。
1994年にユネスコの世界遺産に登録されているんですよ!
中国の桂林からベトナムのニンビンまで続いている広大な石灰岩台地の一部で、台地が時代の変化とともに沈んだ部分が浸食されて今の形になっています。
ベトナムの言い伝えでは、昔、中国が攻めてきたときに龍がハロン湾に現れて敵を倒したそうです。その龍が口から吐き出した宝石が現在のハロン湾に浮かぶ島になったんだとか。
モンゴル帝国が攻めてきたときには軍事的にこの地形が利用されたり、何世紀か前までは海賊の隠れ家にもなっていたそうなんです。
気候によって、島々の見え方が異なり、神秘的にも幻想的にも感じられる湾と島々や鍾乳洞が目白押しなんです!
現在は、アジアだけでなく、世界各国から観光客が訪れており、日帰りツアーやクルーズ船内や湾に面したホテルで1泊するツアー等、様々なプランで人気になっているスポットです。
ハノイからハロン湾に向かってみた!
まず、ハロン湾はベトナム全土の地図でいうと、右上に位置しています。
Tuan Chau(トゥアンチャウ)という島の船着き場からハロン湾のクルーズ船が出ています。
まずはそこまでの交通についてご紹介します。
- タクシー
- ツアーバス
タクシー
帰りのことまで考えてタクシーは終日チャーターしておきます。
今はツアーにコミコミのタクシーも多いので、そちらが安心ですね!
ただし、タクシーチャーターのプランの場合、船もチャーターになっている可能性が高く、バスツアーよりもお値段が高くなってきます。
周りを気にせず、ゆっくりとしたい、たまにはプチ贅沢したい!と思う方にはタクシーがぴったりです!
1人おおよそ7000円くらいからでしょうか。
オプションがどのくらい付くかによって金額はかなり変わってきますので、内容をきちんと確認しましょうね。
ツアーバス
ツアーバスも以前より高速道路のおかげで選択肢が広がりました。
片道4時間以上もかかっていたら日帰りで行き来するのは正直きつかったですが、寄り道なしだと往復が5時間弱なので、気軽にハロン湾に行けるようになりました!
日帰りツアー、宿泊ツアー、日本人向けのガイド付きツアー、英語ガイド付きツアーなど、色々あるので、希望のツアーに申し込みましょう。
日本語ガイド付きツアーはネットで好みのものを探す形になります。現地ガイドや英語のガイドに比べ割高にもなりますので、オススメは現地ツアー会社(The Sinh Tourist:シンツーリスト)で英語ガイド付きツアーにすることです♪
おおよそ一人4000円くらいから用意されていると思います♪
行って損なし!ハロン湾クルーズ
まずは、タクシーやバスでハノイから高速道路経由でハロン市に向かいます。
バスの場合は道のりに応じて途中でトイレ休憩兼お土産タイムが入ることもあります。
トイレ休憩から戻るときのためにバスのナンバープレートを確認しておきましょう。同じ会社のバスが止まっていてわからなくなる可能性もあります。
スマホで写真を撮っておくと安心。出発前には車のナンバーで呼び出すそうですが、ベトナム語なので、早めに戻るのが確実かもしれません…
タクシーの場合は運転手さんに少し早めに声をかけましょう。
日本のようなパーキングエリアに止めてくれます。
トイレットペーパーがないこともありますので、ポケットティッシュが必須アイテムです!
…ここから港のあるTuan Chau(トゥアンチャウ)島の港まで1時間くらいかかりました(笑)
車の目的地はまずここです!
住所:Unnamed Road, Tuần Châu, Thành phố Hạ Long, Quảng Ninh
受付~出航
ツアーに申し込まれている方は、出航まで港にカフェや土産物売り場がありますので、待つだけです♪
天候不良だと出航してくれませんので、時間がずれることもあります。
個人手配の方は港の受付でチケットを購入します。2種類のチケットをそれぞれ隣り合った別のカウンターで購入しないといけないので、気を付けましょう!
2種類のチケットとはハロン湾内に入るためのチケットと、ボートに乗船するチケットです。
今回私たちはタクシーの運転手のオススメ(というか談合ぽかった)により、なんと船を一隻チャーターすることになりました!
その時はタクシーの運転手が、船のオーナーさん?に紹介してくれ、一隻チャーターする料金を説明しにきました。
一覧表がついた紙(英語の説明付)を見ながら料金に関して説明を受けます。
代金に関しては、クレジット決済もできないことはないようでしたが、手数料が高いから現金にしておきなよ、と強く勧められたため、現金決済しました。
現金ないなら、そこにATMあるからキャッシングしておいでよ、くらいのテンションでしたね(笑)
別途ハロン湾内に入るためのチケットも購入して話を聞いている席まで持ってきてくれました。
その後天候チェックが終わるまでカフェで待つように言われます。
オーナーさんがコーヒーはどうだと勧めてくるのでサービスなのかなと頼むと、有料なのはベトナムの伝統的やり方っぽい(笑)
クルーズ~鍾乳洞見学
出航が決まり乗船。中は割ときれいでした。約2時間半の船旅です♪
出航前にランチに海鮮などをオススメされましたが、今回は降りてから食べる予定だったので、頼まず。
ツアーの場合は船内でのランチやディナー付きが多いようです。
各テーブルの人で大皿をシェアする形なんだそうですよ~
エビやカニは名物でとってもおいしいので、ハロンにいる間に食べたいですね!
船から見た出発直後の景色はこんな感じです。
ちなみに曇天や霧も多そうな地形ですが…運良く晴れるとハロン湾はこんな景色!
不思議な形の石灰岩でできた島々を眺めながら最初の目的地である鍾乳洞に向けて進みます。
鍾乳洞のある島に着くと1時間後に出口の方の船着き場で待っているからとのことで自由行動になりました。
大半のツアーもまずはこの鍾乳洞を目指していたようでしたので、ここは見所の一つですよ♪
鍾乳洞を抜けるとトイレや土産物店があります。
ベトナム人の定番おやつであるヒマワリの種をゲットしました。(軽くかんで殻を割って真ん中の白い部分だけ食べる。)
ピーナッツのような種を楽しんでいると、船の係員さんから呼び出されてデッキに出ました。
犬の岩があるから写真を撮っておきなよ!(ぽいことをベトナム語でいわれていました。)
こちらがその岩!
言われないとわからないけど、撮ってみると納得のベトナムのハチ公像でした(笑)
手漕ぎボートに乗り換え
鍾乳洞見学が終わった後は水上生活村に向かいました。ここで手漕ぎボートやカヤックに乗ることができます。
私たちはボートで、ちゃんと係の人に漕いでもらいました。
カヤックだと自分で漕がないといけないそうなので、ツアーの方はプラン要チェックです。
ボートでよかったことは、見るべきポイントを教えてくれるところです♪
お座りしている猫の形に浸食している壁。
私たちのツアーでは浸食した壁の下を2カ所くぐれましたが、ツアーによってはボート自体がなかったり、1カ所しかくぐらなかったりと違いがあるようです。
中にはハロン湾をセスナで空から見て回るプランもありました…リッチですね!
最重要スポット ~ベトナムの夫婦岩へ~
水上生活村を後にすると、まず、20万VND(約1000円弱)の紙幣のモデルになっている岩を通り過ぎます。
(もちろん20万VND持って記念撮影付き。)
その後、ハロン湾のパワースポット、夫婦岩(のような所)に向かいます。ここが最後の見学スポットとなり、近くに船を寄せてくれます。
後はまっすぐ元の港に戻るというのが日帰りハロン湾のクルーズとなります!
ランチ・ディナーは名物のエビ・カニを食べましょう!
やはり、ハロンに来たからには外せませんよね、名物エビ!
シンプルに串焼きを塩味でいただきましたが、エビが甘くてぷりぷりなので、本当に食べてほしいです!
カニスープもいただきました♪
ハノイの名物の揚げ春巻きもあったのでオーダー。
香草があまり得意でない方には生春巻きは合わないことがありますが、揚げ春巻きはとっても食べやすいので、ベトナム料理入門にはオススメです!
ベトナムの世界遺産であるハロン湾にいってみた~まとめ~
今回はハロン湾クルーズに関してご紹介しました。
他にも観光すべきところはあったのでしょうが、日帰りだと、これで時間いっぱいなのが今の現状です。
船上で一泊もまた改めて挑戦してみたいですね♪
観光地ということもあり、話せるかどうかはスタッフ次第でしたが、英語表記をしてくれているところが多かったです。
いつもお伝えしているような気もしますが、簡単な英会話の能力をつけて、とっさの時の翻訳アプリや文例集を用意しておくとスムーズな旅が楽しめますよ!
私も知り合いが遊びに来たので行ってきます~