現地レポートも9回目になりました、今回もホーチミンシティからお届けします♪
お休みの日に友人と、以前から気になっていたスイティエンパークに行ってまいりました。
ベトナムの遊園地ってどんなものかと思ってはいたものの、なかなかきっかけがなくて、ようやく体験することができました。
なんといいますか、アトラクションやお店など、やはり国によってこんなに違うものかと感じまして、皆さんに知ってもらいたいパークについてお伝えしていきますね!
スイティエンテーマパークとは?
スイティエンパークはホーチミン市9区にあるテーマパークです。
住所 | 120 Xa lộ Hà Nội, Phường Tân Phú, Quận 9, Hồ Chí Minh 700000 | ||||
営業時間 | 7:30~17:00 | ||||
料金 |
※入場料のみ。時期によりキャンペーンチケットもあるようでした。 |
ここお寺のテーマパーク?
これが、私の第一印象。
この後も随所に仏教を感じるようなものを見ることになります(笑)
スイティエンパークはベトナムの歴史や伝承に基づいて作られているため、日本のテーマパークのようなキャラクターが見当たりません。
また、ベトナムのテーマパークの特徴なのかもしれませんが、完全に作り上げる前にオープンしていたらしく…
1995年に開園したそうですが、その時を知る方に聞くと「当初来たときは何にもなかったぞ!」とのことでした。
しかし…
2021年にはにホーチミンシティ中心部からのメトロが通り、スイティエンパーク駅ができる予定であるため、今はかなり広大なパークになっている印象。
遊びに来てもらいやすくなりますね!
(ちなみにこのメトロ、日本企業もかかわっているんですよ!)
これから園内についてご紹介していきまーす♪
園内のアトラクションが盛りだくさん!
入園してすぐの広場を通り過ぎると、ゴルフカートみたいな車がたくさん並んでいます。
これは、広大な園内を案内してくれるタクシーだそう。
この日も安定の30℃越えの気温でしたから、ありがたいサービスですよね。
しかし、案内は現地語のようでしたので、諦めて徒歩で進んでいきたいと思います♪
タクシーの受付カウンターで園内図をもらえました!
園内図には左に地図、中央右に現地語のアトラクション名、右端に英語の案内(かなりざっくり…)がついています。
正直、入ってみないと各アトラクションがどんなものかわからない!
私たちは入り口から反時計回りに進んでみました。
- 雄王のお寺
- ドクターフィッシュ
- プール
- Snow Castle
- Fairy Phoenix Palace
- ジェットコースター、モノレール、他乗り物ゾーン
※園内では一部の建物の見学以外では別途100円から300円ほどの体験料金がかかります。
雄王のお寺(Hung king’s temple)
最初から大迫力ですね…小さい子が迷い込んだら泣いてしまいそうです。
ここには昔のベトナムの王様の像が祭られています。
ベトナムの伝承で「山の精と水の精の物語」というものがありまして、その時に国を治めていた王様だそうです。
雄王の娘であるお姫様に山の神様と水の神様が求婚して、王が定めた贈り物を持ってきた方が結婚できることになりました。
山の神様が勝ち、お姫様と結婚したので、嫉妬した水の神様が毎年ベトナムに雨期・洪水をもたらしているという話です。
日本のかぐや姫の話に少し似ていますね。
ドクターフィッシュ(fish massage)
日本でも昔、流行りましたよね?
暑いからなのか園内は水場や緑がふんだんに配置されています。
ドクターフィッシュも園内に3カ所くらいありました。
時期的に閑散としている割には各ポイントで10人ずつくらいは楽しそうに魚に食べられている人がいました。
プール(water park)
今回水着を持って行っていなくて…
ここはメインスポットの一つでした~
なかには、プール、スライダー、小児向けアスレチックなどが揃っています♪
暑い時期ってプールほど魅力的なものはないですよね!
浮き輪なども入り口付近の売店で購入できそうでした。その横にチケット売り場もありました。
もしかしたら水着もあったかも…
Snow Castle
この暑い園内で異彩を放っているスノーキャッスルを発見しました。
右横にチケットカウンターがあります。
名前からして涼しいんだろうなとは思ったものの、ここまでとは。
ゲートを通過すると長靴、レインコートなような上着を渡されます。
どう見ても水族館の係員さんみたいな恰好で業務用冷蔵庫の扉ぽいところに案内されて中に入ると…
そこは雪でいっぱいの部屋が!
まさかこの暖かいホーチミンで雪遊びすることになるとは思いませんでした。
横にある階段から自分で下に用意されているそりを持って上がります。
下にかかりの方がいるのでGOサインが出たら滑り降りるという流れ。
待っているときに前にいたちびっこから
と声をかけられて、どうやらうまく降りられないので押してほしそう。
押す準備ができてちびっこの様子を確認。
私が外国人とはわかっていたようなので、無言でうなずいたのを確認し、ゆっくり押してあげました。
下にお姉さんがいたようで、仲良く退場口に向かっていきました。
ベトナムの方は言葉が通じるか定かでなくても何とかコミュニケーションをとろうとしてくれる人が多くてあたたかい気持になります!
日本人も自信もって話しかけられるようになるべきですよね!
まずはその第一歩↓
ちなみにこちらの施設、時間制限や滑る回数制限はありません。
寒さに耐えられる限り、飽きるまで楽しんでください。
Fairy Phoenix Palace(乗り物)
こちらは乗ってみても何だったのかな、と思ってしまったアトラクションです。
4人くらい乗れる円形のボートに乗り、ゆっくりとした水流に流されながらアトラクション内を回る感じでした。
骸骨や争い事、大きな動物が襲い掛かってくるシーンなど、少しホラー?要素があり、あまり小さい子向けではないな、と感じました。
ジェットコースター、モノレール、他乗り物ゾーン
一番遊園地らしいものがやってきました!
ジェットコースターにモノレール、バイキング、ブランコ、メリーゴーランドなど色々あります。
小さい子限定の乗り物(おもちゃの車や小さい観覧車)もコーナーが作られていて、みんな楽しめるゾーンです!
歩くのがしんどくなってきて、モノレールで上から園を眺めてみることにしましたが、一番驚いたのが、池にワニがいて、魚釣りと思ったらワニ釣り?ができるようです…
上から見ててその時は誰も釣り上げていませんでしたが。
他にも池にはスワンボートや綱渡りのようなアトラクションもありました。
水辺にあるから涼しく楽しめますね!
Magic Castle
ここは、完全にハリーポッターを意識しているような施設ですね!
でもここもホラーでしたので、結局外を見ただけでした(笑)
この入り口の横に魔女の生首のフィギュアが窓に飾って合って、「あ、やめとこ。」ってなっちゃいました。
実はこの前に8D Cinemaでもホラー見て、もうホラーはお腹いっぱいという状態でした。
スイティエンパークはアトラクション以外も楽しめる
遊園地ですのでアトラクションが面白くないと、行く意味がない、と思う方もいるかもしれませんが、スイティエンパークはその他にも楽しめるポイントがあります!
それは園内の随所にある噴水や庭、あちこちに設置されたベンチで寛ぐこと!
テーマパークってわいわい遊んで帰りにはどっと疲れたりしますよね。
スイティエンはどこででも休憩し放題です!
木陰の芝生で昼寝してる人もいますし、ブランコ型のベンチでカップルや親子がのんびりアイスを食べていたりします。
園内は水辺も緑もカラフルなお花もたくさんあるので、気に入った場所を見つけて好きな過ごし方をするのが、普通のテーマパークではできない時間の使い方です♪
アトラクションが苦手な人が外で待つのも苦にならない!
是非お気に入りの場所を見つけてもらいたいですね♪
レストランや売店もいくつもあるので、食べたいものを食べたいタイミングで楽しんでください!
レストラン、売店やチケットカウンターの係員さん方の接客態度も日本とはまるで違いますので、そこもポイントです。
まだスイティエンはきちんとしている方ですが、とてもゆるい感じですし、一部の売店を除き、営業熱心じゃない方が多いです(笑)
警備員さんもちょっと見ると園内サイクリングかな?と思ってしまうゆるさ。
色々楽しめるスイティエンパークのまとめ
私の印象としては、遊園地ゾーン以外は何かとホラー要素多めで小さい子には向かないアトラクションが多かったです。
ただ、小さい子を遊ばせる遊具ゾーンもまとまっていて便利です♪
園内は堂々とディズニーの音楽流したりしているところも個人的には面白かったですよ。
家族で来ても、それぞれ楽しめるような施設だなと思いました。
現在はホーチミンからのメトロもまだ工事中ですし、そもそも、コロナウイルスの影響でどこにいくにも渡航できるのか不安な状況ですね。
ですので、まだしばらくかかると思いますが、落ち着いた際には、ぜひベトナムのホーチミンにあるスイティエンパークへおいでください。
暑さと日焼けの対策は十分にとっていただければ、遊んでよし、休んでよし、食べえてよし、見るだけでもよしの充実のスポットです♪
最後までお読みいただいて、ありがとうございました!