ベトナムのお土産と聞いて皆さんは何が浮かぶでしょうか?
私も実際に来てみるまでは、何が名産なのかまったく知りませんでした。
ただ、実際に住んでみると、名産品がたくさんあって、何を買おうかいつも迷います。
ちょうどベトナムは旧正月(テト)が日本の年末年始の休暇に当たりますので、それに合わせましてこんなお土産用意して帰ろうかなと思っている品物をご紹介したいと思います!
まずは外せない、ベトナムのお土産のベスト3とは!?
前の記事でも少し特産品に触れておりましたが、ベトナムはコーヒーの生産量が世界2位なんです!
他にも気候や歴史的背景から育ってきたお土産向き名産品がたくさんありますので、まずはベスト3からご紹介します!
- コーヒー
- ドライフルーツ
- フォー
コーヒー
前述の通りコーヒーはかなりメジャーです。
ただし、コーヒー豆の種類がよく知られるアラビカ種ではなく、ロブスタ種という癖が強い豆であるため、基本的にはカップの底にコンデンスミルクを入れて、甘いミルクコーヒーにするのがメジャーです。
生産量も多く、普段から毎日コーヒーを飲む方も多いため、お手軽に手に入る上、有名店から個人店まで様々ありますので、住んでいる方、滞在が長い方は色々飲んでみて決めるのもいいかもしれません♪
上の写真はチュングエンコーヒーのインスタント3㏌1コーヒー(ミルクと砂糖がすでに加えられたもの)です。
ブラックコーヒーももちろん販売されていますが、3㏌1コーヒーの方が売り場の面積は多いです。
チュングエンコーヒー、ハイランズコーヒー、ネスカフェなどのメーカーが有名です。
インスタントではなく、コーヒー豆自体も買うことができます。
その際は、ベトナム式のコーヒードリッパーをセットで販売しているものを選ばれると、ドリップする時間もおしゃべりを楽しむベトナムの方々の気持ちがよくわかるかもしれません♪
ドライフルーツ
ベトナムはその年中温暖な気候からマンゴー、パパイヤ、柑橘類とたくさんのフルーツが採れます。
新鮮なフルーツを町中で販売していますが、お土産にはできないので、そこでドライフルーツの出番ですね。
写真のドライマンゴーはスーパーで配りやすいサイズを購入しましたが、市場に行くともう少し大袋で販売しています。
市場のドライフルーツ屋さん、土日のスーパーでは試食もありますので、食べてみてどのフルーツを買うか決めるのも楽しいですよ!
味はおいしいのですが、ドライグレープフルーツはどこに行っても鮮やかすぎる緑で…
ちょっと口に入れるには抵抗があったりします(笑)
フォー
これぞベトナム名物!ばらまき土産としてもうってつけのインスタントフォーです。
現地ではお店に入って食べたいけど、お土産にベトナムっぽいものを持ち帰りたい、そんな方は絶対フォーがオススメです!
いろんなメーカーのものがたくさん置いてありますが、牛スープのフォー・ボー、鶏スープのフォー・ガが多く、エビ出汁のようなものも少しあります。
ただ、作り方がベトナム語でしか書いてないものがほとんどです。
お土産を渡すときに作り方を一言添えるといいかもしれません。
私が買ったものは、どんぶりに麺とスープを入れ、お湯を注いで5分待つだけのものでした!
その外にもまだまだあります隠れた名産品!
ここからは、ベスト3ほどはベトナム感がないけど、実は結構なお土産向き名産品をご紹介していきたいと思います。
変わり種、とまではいかないかもしれないですが、「こんなものもベトナムは有名なんだ!」と思ってもらいたい方は以下のものもお土産候補にされてみてはいかがでしょうか?
- はちみつ
- ナッツ
- チョコレート
- ハス茶
- ビール
- ツバメの巣ジュース
はちみつ
え?ベトナムではちみつ?と思われる方も多いと思います。
ベトナムは、実は日本よりも養蜂が盛んで、アジアだけでなく、世界各国へ輸出しているはちみつ大国です。
フルーツ農園やコーヒー農園が多いため、それだけ花の蜜が多くなり、養蜂も盛んになるのがその理由。
単一の作物を作っている農園が多いので、コーヒーのはちみつ等、単一の花の蜜だけのものが多いのも日本との違いですね。
あとは、なかなか日本では出会えない栄養価の高い非加熱の生はちみつもベトナムではお手頃価格で手に入ります!
スーパーなどでは加熱されたものや、加糖のものもありますので、購入するときはちょっと注意が必要です。
最近は日本人向けに純粋な生はちみつを販売しているユーゴックというブランドもありますので、健康志向の方は要チェックです!
ナッツ類
ナッツ類も安く手に入ります。
写真はハノイのドンスアン市場で購入したカシューナッツです。
他にもアーモンドやマカダミヤナッツもあります。
こちらもドライフルーツと同じく、市場やスーパーで試食できますので、味を確かめて選ぶのが正解♪
ただ、価格はスーパーと市場で結構違いがあります。
スーパーで綺麗なパッケージのお高いお品を選ぶもよし、市場で安価で大容量のお品を選ぶもよし(笑)
チョコレート
写真が横向きですみません・・・
なんとベトナムはカカオまで名産!!
これまたいろんなメーカーが販売しておりまして、価格帯もピンからキリまであります。
上のようなチョコがスーパーで手に入りますので、お土産にもうってつけです!
チョコレート専門店にはとってもおしゃれな商品があって目移りしちゃいますので、行くときは覚悟していきましょう…
ちょっと甘めのチョコレートが多いかもしれませんが(笑)
ハス茶
ハス茶はハスをブレンドした緑茶です。ハスはベトナムのシンボルで国中あちこちに咲き誇っています。
現在は香料を入れただけの製品も増えているとか。
ばらまき土産に向いているのはハス花茶で、茎や葉が使われているものは苦みが強く好き嫌いが分かれますので、ご注意くださいね!
ベトナムビール
ベトナムは酒類が安価で特にベトナムビールはアルコール度数が低めで飲みやすいため、喜ばれるお土産です!
333(バーバーバー)やタイガー、ビアサイゴン、ビアハノイなど色々な種類があります。
ベトナムから日本にお酒を持ち込むときは、成人1人当たり、アルコール度20%以上の酒類1.5リットル、アルコール度20%未満の酒類2リットル、ビールやその他3リットルまでとなります。
現地で飲むときは、常温で出されて、氷入りのジョッキで飲むこともしばしば。
最初はベトナムの水・氷事情にビビッて行きましたので、ビールの他、氷入りの飲み物は飲めませんでした…
今は普通に飲んでますけどね!
ツバメの巣ジュース
ツバメの巣エキスが入ったドリンクです。飲むゼリーのような感じで中には白キクラゲも入っています。
面白さ、珍しさを求める方向けのお土産にどうぞ。味の評判は…可もなく不可もないです(笑)
食べ物だけじゃない、ベトナム土産にはこんなものまで!
今まで飲食物をご紹介してまいりましたが、ここからは形に残るベトナム土産をご紹介します。
旅行の記念に自分用、大切な方へと考えて選ぶのも楽しいですよ!
- アオザイ
- ノンラー
- かごバッグ
- 刺繍製品・絹製品
- 焼き物(バッチャン焼)
アオザイ
ベトナムの民族衣装アオザイは日本人の着物のような位置づけで、学生さんの制服だったりしますが、普段から着ている方はほとんどいないです。
でも着物と違うのは、既製品・オーダーメイドともにアオザイの販売店はたくさんあるので、手に取りやすい身近な存在に感じました。
オーダーするとお店によりますが2~10日ほどで仕上がってきます。
こだわる方は生地を市場から買い付けてきて依頼される方も…
ノンラー
上の舟漕ぎの奥様(笑)が被っている笠(かさ)です。
観光地で安価なお土産としても手に入りますが、実際ハノイでも自転車に乗った果物売りの奥様方やオジサマ方が案外被っていらっしゃいます。
被れるサイズはちょっと恥ずかしい方には、飾りサイズの吊るしものもありますので、インテリアとしてオススメします♪
かごバッグ
ベトナムのかごバッグはカラフルなプラかごバッグから、植物を編み込んであるものまで様々です。
安いものは1000円もしないので、たくさんは買えないけど、女性にはうれしいお土産ではないでしょうか?
私は休日の普段使いとして購入しました♪
刺繍製品・絹製品
ベトナムでは刺繍製品もポピュラーなんです!女性受け間違いなし!
写真はハノイの老舗、タンミーデザインの大きいポーチで、帰国するときの友人へのお土産として購入したものです。
これが全部手仕事とは、尊敬しちゃいますよね!
また絹製品、お土産にはスカーフなども大人気です。
複数買うから安くしてくれと英語で交渉したところ、ちょっとおまけしてくれた経験があります(笑)
観光地(ハノイでは旧市街周辺)では英語での交渉可能なお店も結構あります。
焼き物(バッチャン焼)
私の住んでいるハノイの南東にバッチャン村という焼き物の町があります。
町中焼き物売ってるお店ばかりで、昔からの凝った装飾の大きなつぼから写真のような可愛いお茶セットまで、これまたお手頃価格で手に入ります♪
写真のカップだと約100円くらいでした。
お土産に持って帰るには割らないように気を付けないといけないけど、使ってほしい相手の好みを考えながら選ぶのも素敵な思い出になると思います!
私は、これまた自宅用にマグカップをお買い上げしております…
ベトナム土産の個人的オススメランキングまとめ
以上のお土産の話を眺めて、ベトナムに来てみたいと少しでも思っていただけたら幸いです。
個人的に、用意したいお土産ランキングはこんな感じです。
- 刺繍グッズ
- バッチャン焼きのカップ
- ドライフルーツ
あと、お土産ではないですが、郵便局から写真のポストカードを国際郵便で送るのもオススメです!
皆様、少しでも気になったら、ベトナムに是非お越しくださいね♪
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