英語がぺらぺらになって、色々な国の人とコミュニケーションをとりた〜い！
でも、簡単に英語がぺらぺらになるなんて無理！
「もっと、英会話が上手になりたいけど・・・どうすればいいのかしら？」
そう思っている人も多いと思います。
でも、大丈夫。
基本の3つのステップを踏めばペラペラとはいかないまでも、英会話でコミュニケーションをとることができるようになります。
基本の3つのステップとはこちらです。
- リスニングで英語を聞き取る力をつける
- ボキャブラリーを増やす
- スピーキング力をつける
では、詳しく見ていきましょう！
リスニングで英語を聞き取る力をつける
そもそも、相手が何を言っているか聞く取る事ができなければ答えようがありません。
反対に言っていることを聞き取ることができれば、英会話でコミュニケーションを取れる可能性が高くなります。
英語の基本構造を知る
私たち日本人がなかなか英語をすぐに理解できないのは、日本語と英語の基本構造が逆だからです。
つまり、日本語は主語の次に目的語が続き、最後に動詞で終わります。
一方、英語は主語の次に動詞が続き、最後に目的語で終わります。
では、簡単な例文で説明しますね。
I go to work.
私は仕事へ行く。
このように、英語と日本語では表現する言葉の順番が違うのです。
まず始めに、このことに慣れなければいけません。
相手の言っている事をよく聞く
英語を聞き取るためにはリスニングの力が必要です。
でも、リスニングの力がそれほどなくても簡単な英会話でのコミュニケーションは可能です。
あなたは、外国人に話しかけられた時、ドキドキして逃げ腰になっていませんか？
日本人は他の国の人に比べてその傾向が強いように言われています。
きちんと聞いてみれば、そんなに難しいことを言っていない事に気付くはずです。
大体、海外から来た外国人は日本人に対してそんなに難しい言葉は使いません。
では、もし話しかけられたときはどうすればいいでしょうか？
1回で聞き取れなかった場合は
- 「Pardon?」
- 「Excuse me?」
- 「Come again?」
- 「What’s that?」
- 「Sorry？」
と聞き返して、もう一度言ってもらいましょう。
いずれも「何て言ったの？」という意味です。
これなら1語、２語の聞き覚えもある単語ばかりなのですぐに覚えられますよね？
また、相手の言っていることが早すぎて聞き取れない場合は、
「I beg your pardon?」「何とおっしゃいましたか？」
と言ってみましょう。
大丈夫です。
あなたが英語になれてないと分かれば、簡単な英語でゆっくり話してくれます。
リスニング力を磨く
もっとぺらぺら英会話をしたいなら、やはりリスニング力を付けることは必須です。
それには、英語を毎日聞く必要があります。
おすすめは、アメリカやイギリスのドラマです。
ドラマなら1話40分前後なので寝る前に見る事ができると思います。
でも、ここで注意したいのは、英語勉強の為に選ぶのではなく自分の好きなジャンルのドラマを選ぶ事です。
好きな物でなければ毎日続けるのは苦痛になってきます。
毎日寝る前の楽しみとして取り入れてみて下さいね。
おすすめの見方は、日本語字幕で1回見て、その後英語字幕で見るとより効果的です。
また、英語の歌を聴くのもいいですね。その場合、ちゃんと意味を理解する必要があります。
リスニングについてもっと知りたい方は、こちら↓↓の関連記事もご参考にしてみてください。
ボキャブラリーを増やす
英語を聞き取れても意味が分からなければ答えようがありません。
でも英単語やフレーズってなかなか覚えるのが大変だと思いませんか？
そんな時は、イメージで覚えればずっと覚えやすくなります。
こちらに、ボキャブラリーを増やすために最適な無料で使えるサイトをご紹介します。
| Kids-pages | カラフルでとても分かりやすいイラストが描かれたカードで英単語が学べるサイトです。カードはPDFで印刷して使えます。 |
| Kizphonics | レベル毎にワークシートを使って学べます。音声も聞くことができるので分からない単語でも覚えやすいです。 |
| おさんぽ英語 | 口語でよく使われる句動詞などを中心にイラスト、クイズ、ゲームなどで楽しみながら学べるサイトです。 |
この3つのサイトは子供向けの英語学習サイトですが、大人でもボキャブラリーを増やすのに利用できますよ。
他には「多読」という方法があります。
洋書を原書のまま読むのです。
最初は絵本などから初めて徐々に児童書などにステップアップしていきます。
この場合、読んでいる途中で意味が分からなくてもそのまま読み進めていくことです。
でも、普段からあまり本を読まない人にはおすすめしません。
自分が楽しく出来る方法で覚えなければ、途中で飽きてしまうからです。
スピーキング力をつける
相手の言っている事が聞き取れて、理解できたら今度は自分が英語で答える番です。
聞くだけでは英会話でコミュニケーションをとれるはずはないですよね。
外国人に話しかけられて日本人がすぐに答えられないのは、英語で的確に返事をしなければならないと気負うからです。
最初は、フレーズが出てこなければ単語だけでもいいのです。
一番いけないのは笑って誤魔化したり、何も答えずオロオロする事です。
間違ってもいいし、一言だけでもいいのです。
あなたが、一生懸命答えようとしている気持ちは絶対に相手に伝わります。
もし、相手の言っている事がどうしても分からないときは、「Please speak in more simple English.」「もっと簡単な英語で話して」と言ってみましょう。
それでも分からない時は、「Sorry, I don’t get it.」「ごめんなさい、言っている意味がわかりません」と申し訳なさそうに言って下さいね。
強い口調だと「あなたの言っている意味分かんないんだよ」と相手に聞こえてしまいます。
英会話にはニュアンスが大事
先にも言ったとおり、話し方によっては捉え方が異なる場合があります。
つまり英語を話す場合は、ニュアンスが大事なのです。
それは、日本語を話すときと同じです。
例えば、「You’re welcome」「どういたしまして」は、「Thank you」「ありがとう」と言われた時の返事としてよく使うと認識している人も多いと思います。
普通に使えば確かにそうなのですが、相手に何かをしてもあげてもなんのお礼も言わない相手対して使われる場合もあります。
この場合の「You’re welcome」は少し強い口調で言い、その背景には皮肉が込められています。
具体的には、わざと聞こえるように言い、「やってあげたのに礼もナシかよ！別にいいけどね！」とちょっときつい意味になってしまいます。
ニュアンスを掴むためには、やはりボキャブラリーを覚えただけでは足りません。
本当にどんなシチュエーションでその言葉が使われるかを把握する為には、実際にネイティブの普段の英会話を聞く必要があります。
そこで、役に立つのはアメリカやイギリスの映画やドラマです。
何度も見ている内にこういう場面でこの言葉を使うんだと分かってきます。
英会話で言葉がスムーズに出るために必要なこと
英会話で相手の言葉にすぐに反応して応えるためには、普段から英語で考える必要があります。
その方法としては、1分間ライティングが有効です。
やり方は白い紙を用意して、自分で思ったことを1分間英語で書いていきます。
もちろん、スマホやパソコンなどのメモ帳アプリに書いてもOKです。
何を書いたらよいか分からないときは、テーマを決めて書くといいかもしれません。
例えば、飼っているペットについてとか、昨日の出来事とか。
最初は簡単な英語でいいので試して見て下さいね。
また、英語日記もおすすめです。
あまり長く書こうとすると続かないので３行くらいを目安にすると良いと思います。
次に、実際に声を出して英語を話す練習をする必要があります。
まずは、1分間ライティングや日記に書いた事を声に出して読んでみましょう。
そして、誰も居ないとき、俳優になったつもりでドラマや映画のワンシーンを話してみるのもおすすめです。
更に、スキマ時間にシチュエーションを自分で想像して英語で話してみます。（歩いているとき、電車やバス、公共の場にいるときは頭の中で話してみます。）
例えば、ホテルに泊まるときのシーン、レストランで注文して料理が中々が来ないときのシーン、アメリカの友達と映画俳優について語っているシーンなどを思い浮かべて一人芝居のように話してみるのです。
そして、おすすめはオンライン英会話です。
今はお値段もリーズナブルな所が増えています。
無料体験レッスンがあるところがほとんどですので、試して見る価値ありですよ。
もし、オンライン英会話をするなら毎日、または最低でも週に3日以上はレッスンを受ける様にしましょう。
オンライン英会話について気になる方は、こちらも参考になさってくださいね。
英語の発音は大丈夫？
さて、英語で話しているのに通じなくては意味がありません。
でも、正しい発音を意識する必要はあるけど、日本語訛りを気にする必要はありません。
英語は世界中で話されている言語であり、中国語訛り、フランス語訛り、ロシア語訛りなど国によって訛りが出るのは仕方のないことだからです。
要は、通じればいいのです。
自分の英語がちゃんと通じるか試す簡単な方法は、
- スマホを英語設定にして、マイクを利用して英語で話しかけてみる
- google翻訳でマイクのマークをクリックして英語で話してみる
などの方法があります。
機械が認識してくれれば、あなたの英語発音はほぼ通じると思います。
発音についてもっと知りたい方は、こちら↓↓の関連記事もご参考にしてみてください。
英会話の基本 まとめ
英会話の基本は、
- リスニング
- ボキャブラリー
- スピーキング
の3つです。
これさえクリアすれば、あなたも絶対に英会話が出来る様になりますよ。
それには継続です。
継続するためには楽しく学ぶ必要があります。
英語を生活の一部にして毎日少しでも英語に触れるようにすればどんどん英会話力もアップしていきます。
そして、話すのを恐れないことです。
間違っても大丈夫です。
かえって間違った方が覚えやすくなるくらいです。
私も間違ったことが何度もあります。
英語を学習して間もない頃自分の間違いに対して「I’m mistake.」と言ってしまったことがあります。
これでは、私自身が間違いだと言う意味になってしまします。
正しくは「I made a mistake.」または、「It’s my mistake.」です。
その間違いに気付いたとき、とても恥ずかしかった・・・（汗）
でも、これで一つフレーズを覚えることができました。
しかもとっても恥ずかしかったので、忘れられないフレーズとして今も私の中に残っています。
最後に、英語をがんばる読者様へ、私が集めた英語の名言集の中からこの言葉を贈ります。
「You try. You fail. You try. You fail. But the only true failure is when you stop trying.」
「挑戦し失敗し、挑戦しては失敗する。でも本当の失敗はあなたが挑戦するのを止めたときですよ」
2003年アメリカ映画『ホーンテッドマンション』のマダム・リオッタ（ジェニファー・ティリー）の言葉です。
読者様も、何度失敗しても諦めなければ、数年後は英語がぺらぺらに話せるようになっているかもしれません。
諦めないで続けた人だけが、思い描いた自分になれるんです！
英会話習得についてもっと知りたい方は、こちら↓↓も合わせてお読みください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
