「海外旅行に行くために!」
「海外留学をするために!」
「海外出張に備えて!」
と目標をもってはじめても、途中でどうしても英語学習が苦しくなってしまう、なんて悩みはありませんか?
今となってはあこがれだった海外赴任生活を実現させている私ですが、英語学習が定着するまではすっごく嫌になってしまって、「もう辞めちゃおうかな…」なんて思っていました。
そんな私がどうやって、この苦痛から解放されたのか、みなさんにシェアしたいと思います!
どうして英語学習を苦痛に感じるようになったのか
多少のブランクがあったものの、英才教育を受けて、英語に自信を持っていた私。
そんな私がいったいどうして、英語学習を苦痛に思うようになってしまったのか、自分でも不思議でなりませんでした。
でも、友人や英会話教室の先生に相談する内に、その原因が「メンタルブロック」であることが分かりました。
英語に自信を持っていた私が、「海外旅行先で会った人や英会話教室の先生が話す言葉が聞き取れない」、「自分の言いたいことが伝わらない」、「簡単な単語さえ思い出せない」ということを繰り返しているうちに、
なんて思うようになっていたのです!
メンタルブロックについての詳しい内容とその解決方法は、こちらをご覧ください!
ここでは英語学習の苦手意識が「メンタルブロックにある」ことを念頭に置いて、具体的に何につまづいているのかを考えてみましょう!
完璧主義の弊害
英語学習を始めたからには、「完璧な会話をしたい!」と思いますよね。
とくに、英会話で何か成功体験があると、それが理由で自分が片言の英語を話すことを許せなくなってしまうこともあると思います。
私も、英会話での成功体験が、英語学習の障害となっていました。
私は大学生の頃、フィリピンのセブ島に短期留学で滞在していました。
その頃は毎日英語で、ホームステイ先や学校の友人、アルバイト先のスタッフ、お客様と会話をしていました。
そんな経験があるからこそ持っていた英会話のスキルが、社会人生活を経てなくなってしまったのです。
その原因は、英語に触れる機会がなくなってしまったことでした。
とはいえ、「自分が英会話をできないなんて認めたくない」という思いがどこかにあったのだと思います。
英語学習を始めた当初は、どうすればネイティブスピーカーと同じように話をすることができるのか、ということばかり考えていました。
そんなとき友人に、
と言われました。
このとき、「ああ、完璧に話そうとしなくてもいいんだな」と安心したのを覚えています。
日本人は、海外から「完璧主義」と評されがちです。
これは素晴らしいと評価される反面、メンタルブロックを生む要因になっています。
私は先ほどの友人のおかげで、自分のできる限りのコミュニケーションを取り、分からないことはその都度調べる、質問するというスタンスに切り替えることで、この「完璧主義」の壁を乗り越えることができました。
でも、まだ学習中なんですから、肩の力を少し抜いてみませんか?
ネイティブスピーカーへの憧れが学習を妨げてしまうことがあるので、こちらも参照してみてください!
英語特有の表現
ご存知のように、日本語と英語では、文法構造が異なります。
日本語は「私は○○です。」というS(主語)O(目的語)V(動詞)型に対し、
英語は「I am ○○.」とS(主語)、V(動詞)、O(目的語)型です。
英語学習を始めた最初のころは、この語順感覚がないので、英語学習のつまづく一つのポイントと言えます。
また、この語順感覚が身に着いたと思ったら、次は前置詞や接続助詞など他の要素にもでてきます。
日本語にはない概念や表現が次々とでてくるので、「私には無理だ」と思ってしまう方もいるでしょう。
とはいえ、これは英語表現の感覚を身に付け、単語を暗記し、使う場面を増やしていく必要がありますが、私たちはネイティブではありませんから、英語表現の感覚を身に付けるのも一苦労・・・。
前置詞の感覚を身に付けるために、イメージで前置詞の使い方を解説してくれている動画があるので、見てみてください♪
引用:YouTube
日本語の直訳
英語で何かを伝えたいときに、どのように文章を組み立てますか?
きっと、多くの方は日本語の単語ひとつひとつを英語に訳そうとするでしょう。
でも、私たちは英語よりも多くの日本語を知っています。
そのため、直訳することができず「どう言えばいいのか分からない」「頑張って伝えてみても相手に伝わらない」という失敗体験をしていまいます。
しばらく時間が経ってから、
と思うことも、しばしばあるかと思います。
この動画で、日本語から英語に訳する考え方を詳しく解説しているので、チェックしてみてください♪
引用:YouTube
英語学習の辛さは英語学習特有じゃない!
今回は英語学習に特化して、苦手意識はメンタルブロックにあるとし、その原因として
1.完璧主義の弊害
2.英語特有の表現
3.日本語の直訳
の3つをご紹介しました。
ほかにも、1人で学習する辛さを感じている方やリスニングに悩みを抱えている方もいるでしょう。
どんな悩みにせよ、多くは英語学習特有のものではないのではないでしょうか?
もし、今何か悩みを抱えていたら学生の頃にどんな風に勉強していたかを思い出してみてください。
案外、その頃の学習方法に置き換えてみるだけでも解決できるかもしれませんよ♪
苦手意識の克服には、こんな記事も参考にしてみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!