突然ですが社会人ってなにかと忙しいですよね〜。
忙しい合間にも英語の勉強をしようと思ってCDを活用しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか？
私の友人もそんな1人なのですが、先日ちょっと気になることが…
英語のCDを聴いていたら、いつかは英会話力が身につくでしょ。
と思っているそこのアナタ
毎日英語のCDを聞いてるのに、全然英語がわかるようにならない!
と思っているそこのアナタ
結論から言うと…
ただ漠然と英語のCDを流し聞いても英会話力はUPしません。
いくらすき間時間といっても、チリも積もればなんとやら。
毎日CDを聞いても、やり方を間違うともったいない！
今回は、CDを車で聞くときに気をつけたいことをまとめてみました！
どうして聞き流すだけでは上達しないの？
ではここで少し、脳のお話をしますね。
脳の話⁉︎と思われるかもしれませんが、まぁ聞いてください。
私たち、大人の脳には「慣れ親しんだ音だけを取り込み、知らない音は取り除いてしまう」という特徴があります。
別の言い方をするなら、私たちの脳は、聞きなれていない英語を「言語」としてではなく、「雑音」として処理してしまうのです。
耳で曲を聞いて、目で歌詞を確認して、口ずさんで。それからメロディーにのせて練習をして、歌えるようになりますよね？
母国語である日本語でさえ、こういった手順で歌えるようになるのです。
これを英会話に置き換えて考えてみるとどうでしょうか？
聞くだけで英会話力がUPするとはとても思えないですよね(笑)
事前学習で、英文を認識する
ただ漠然とCDを聞いても、英語は雑音として脳に認識されるとお話ししました。
では、英語を雑音ではなくて、言語として脳に認識させるにはどうしたらいいのでしょうか？
ずばり、必要なのは事前学習です。
歌詞を確認するように、英文を確認する必要があります。
まずはどんな内容なのか、単語の意味は分かるかなどを確認してみましょう。
そして、口に出して発音してみてくだい。
これで、ようやく英語が言語として脳に認識されます♩
このように事前学習をすることで、まずは聞き取りができるベースを作ります。
正しいCDの活用の仕方
さて、事前学習できたところで実際にCDを活用してみましょう！
英語には日本語にはない発音があります。
たとえば、「Get it.」が「ゲッティ」に聞こえたりします。
発音については、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください♩
では、実際にCDを活用して練習するにはどんな方法がいいのでしょうか？
難易度①：音声を聞いた後に、一時停止して口にするリピーティング
難易度②：音声に合わせて発音するオーバーラッピング
難易度③：音声を聞いた後に、一時停止せず、口に出すシャドーイング
（次のセンテンスが始まる前に言い終える）
①〜③順番で難易度があがります。
はじめは聞いたままをリピートすることからはじめてみてください♩
リピーティングするには、センテンスが終わった後に無音の時間があるものがおすすめですよ。
少しずつ、難易度をあげて英文に慣れていく感覚をぜひ味わってみてくださいね！
やり方がわかれば、ランニング中でもOK
自分一人で運転する場合、車の中は集中するのにもってこいの環境です。
家で勉強する場合、家族の目が気になってスピーキングの練習がやりにくい。
テレビやスマートフォンなど誘惑が多い。
などの理由で気が散る人も多いのでは？
それに車で通勤する人にとっては、週5日必ず勉強時間が確保できますね。
ただし、くれぐれも安全第一！
運転がおろそかにならないように気をつけてくださいね！
そして、やり方さえわかればランニング中にも応用可能ですよ♩
走るだけではなく英語も勉強できちゃうなんてすごいですよね！
CDを上手く使って英会話を楽しもう
残念ながら、ただ漠然と聞くだけで英会話力をUPさせるのは難しいです。
あくまで、CDは補助教材。
けれど、コツさえわかっていればCDを使って英会話力をあげることは可能です♩
慣れてきたら、運転中やランニング中に自分が目で見たものを英語で話してみるのもいいと思います。
みなさんの時間が有意義なものとなりますように。
英語の勉強についてこちらも参考にしてみて下さいね
