みなさん、どうしても聞き取れない単語が意外と簡単な単語だったという経験はありませんか?
その原因は頭で理解している音と実際に発音された音が違うからです。
なぜならネイティブは発音しやすいように複数の単語を繋げたり、音を消したり、短縮したりしてしまうからなんです。
今回は、その中でもよく使われる短縮表現(コントラクション)をご紹介します!
このコントラクションの他にも英語の癖ともいうべき音の表現が沢山あります。
こちらの記事では、その他のリンキングやアクセントについてご紹介していますよ~♪
短縮表現(コントラクション)とは
短縮表現とは、その名の通り複数の単語を短縮する口語表現です。
コントラクションとも言います。
例えば、この文章を見てください。
I want to go home.
ネイティブは、I, want, to, go, homeと5つの単語をバラバラに発音しません。
want と toは繋げてしまってwanna(ワナ)と発音します。
はじめは違和感を感じるかもしれませんが、ネイティブの会話では非常によく出てきます。
これが聞き取れるようになるとリスニング力はグッとUPするはずです。
コントラクションは話し言葉で使われるカジュアルな表現です。
ビジネスシーンで使われる文章や学術的な論文などフォーマルなところでは使わないようにしましょう。
もしネイティブの英語が聞き取れなくて悩んでいる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
ネイティブがよく使う短縮表現5選
それでは、ネイティブがよく使う短縮表現をご紹介していきます。
その表現の音を実際に聞いてもらいたいので、使われている楽曲を用意してみました。
ほとんどの曲がサビ部分のもので歌詞も抜粋しています。
ぜひ自分の耳と目で確かめてみてくださいね~♪
Gonna (ガナ)
gonnaはgoing to 「~するつもり」の短縮形で、未来の予定を表現するときに使います。
Meghan Trainor – Like I’m Gonna Lose You ft. John Legend
Gimme (ギミ)
gimmeはgive me「~をください、ちょうだい」の短縮表現です。
Abba – Gimme! Gimme! Gimme! (A Man After Midnight)
引用:YouTube
歌詞抜粋(1:07~一回目がきます。)
Gimme, gimme, gimme a man after midnight
:真夜中を過ぎたら男をちょうだい
わお、ワイルドな歌詞ですね!
こんな感じで命令文で使われることが多いです。
Wanna (ワナ)
wannaはwant to 「~したい」の短縮形です。
sheやheなどの三人称は本来ならwantsになりますが、短縮形はwannaでokです。
Spice Girls – Wannabe
引用:YouTube
歌詞抜粋(0:18~アカペラで歌ってくれてます)
If you wanna be my lover
:あなたが私の恋人になりたいなら
You gotta get with my friends
:私の友達とうまくやらなきゃね
※gottaも短縮表現です。
後ほど紹介しますね。
Gotta (ガダ)
gottaはhave got to 「~しなければいけない」の短縮表現です。
意味はhave toと同じです。
High School Musical 2 – Gotta Go My Own Way
引用:YouTube
歌詞抜粋(0:15~サブタイトルがついてるのでわかりやすくなっています。)
I gotta say what’s on my mind
:自分の気持ちを言わないといけない
Something about us, doesn’t seem right… these days
:私たち、最近うまくいってないね
これは、切ないシーンですね。
gottaは疑問文のHave you got a ~でも使います。
例えば「Gotta key?:カギは持ってる?」のような感じです。
Kinda (カインダ)
kindaはkind of 「一種の」「なんか、なんとなく、少し」の短縮表現です。
5 Seconds of Summer – She’s Kinda Hot
引用:YouTube
歌詞抜粋(抜粋部分は1:10~その前にも何度も歌ってるので見つけてみてください。)
she won’t get out of my head
:彼女のことが頭から離れない
She’s kinda hot though
:彼女はなんかイケてるんだよな
あぁ~、こんな風に思われたいですね!
ネイティブスピーカーの早い英語に慣れよう!
さて今回は、ネイティブがよく使う短縮表現を実際に音として聞いてもらいたく洋楽を通して紹介してみました。
短縮表現は様々な場面で使われるので、音に慣れるとネイティブの会話も楽に聞き取れると思います。
ポイントは、ネイティブは単語を繋げて読むので、速いように感じるということです。
また、学校ではこういった砕けた表現はあまり教えてくれませんよね。
だからこそネイティブとの会話の機会を探してアウトプットしてみてください。
「どこに行ったらネイティブに会えるの?」という方へ、安価で手軽に利用できるのはオンライン英会話です。
ぜひ、読んでみてくださいね♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。