ネイティブスピーカーの英語が聞き取れない!!
あなたは悔しいと思った経験はありませんか?
私は会話に入れないのが悔しいと思った時期がありました。
でも、悔しいと思ったことで変わることができたのです。
なんで?悔しいのに?と思いましたか?
これさえわかれば納得ですよー♪
お困りの方の参考になったらうれしいです。
そもそもネイティブスピーカーとは
まずは、ネイティブスピーカーとは何かを再確認したいと思います。
ネイティブという言い方も聞きますが、それはネイティブスピーカーの略です。
どちらも同じ意味なんですね♪
ある言語を母国語として話す人。ネイティブ
引用:goo辞典
私たち日本人であれば、日本語を母国語として話しますよね。
つまり、私たちは日本語のネイティブスピーカーなんです!!!
ネイティブスピーカーの英語が聞き取れない
以前、ネイティブスピーカーの人と会話した時は普通に聞き取れたんです。
会話も楽しめたし、私の英語が通用するのはうれしくもありました。
これで私もバイリンガルに一歩近づいた!
そうなんです。聞き取れない話はここからです。
会話では聞き取れたんですが、ネイティブ同士の会話はほとんど聞き取れなかったんです。
とにかくしゃべるのが早い早い・・・・。
私と話す時には、私に理解できる様に話してくれていたんですね。
手加減してくれていたんです・・・・。
しかし、逆の立場になる事だってありますよね。
日本語を習い始めたばかりの外国人と話した経験はありますか?
「コンニチワ ワタシ スシ タベル スキ」と、ゆっくり話します。
「こんにちわ。 私はお寿司が好きです。」って言っているのね、と解釈します。
そして、私はゆっくりと返します。
「お寿司は美味しいですよね。生のお魚が食べられるんですね。」
コミュニケーションをとっているのですから、普段よりゆっくり伝わるように話します。
相手も、私の言っていることを理解してくれますから会話は続きます。
理解できなければ、わかる様に言葉や言い回しを変えてコミュニケーションを楽しみます。
自然と手加減して話しているんですね。
ですから、最初は聞き取れない事にショックを受ける必要はありません。
会話は、コミュ二ケーションを取るための手段ですから相手に伝わるように話すものなんです。
会話をして理解できるだけならこれでいいのですが、やはり聞き取れないと困ることも出てきます。
グループの会話についていけませんし、ニュースや映画、アニメを観たくても聞き取れなくては面白くないですからね。
では、聞き取れるようになるには、どうしたらいいのでしょうか?
ネイティブスピーカーの英語を聞き取れるようになるには
日本人にとって、日本語に無い音がある英語は、もともと聞き取りにくいものです。
そして、会話のスピードが速いですよね。
なかなか聞き取れない!というのは普通の事なんです。
リンキングや、エリゾン、音の強弱など、文章を見ながら聞いていたって戸惑います。
リンキングとは音の繋がりこと
日本語にもありますね。
例)「面倒くさい」めんどうくさい → めんどくさい
特定の音が重なる等した際に起こる音声変化
例)「put it」が「プティド」とか「プティト」のように聞こえる
「T」が母音にサンドイッチされると、dやラ行のような音になる。
「water」も「ワーダー」とか「ワーラー」って聞こえませんか。
ですから、聞き取れない音があるという事がわかっていれば予測が付くんです。
音に関してはこちらの記事も参考になります。ぜひ読んでみてください。
こどもの頃は、日本語だって聞き取れなかったはずです。
しかし、聞きながら声に出して伝えているうちに出来るようになったんです。
英語も同じ。いや、どの言語でも同じです!
言語の習得についてまとめた記事です♪ぜひこちらも読んでみてくださいね!
無理なく理解するためには段階を踏んでいくのが良いでしょう。
- 旅行などで困らないレベル
- 仕事で使えるレベル
- ネイティブ同志の会話が理解できるレベル
旅行などで困らないレベル
先ずは、旅行などで困らないレベルから確認していきましょう。
- 基礎レベルの会話を文章ごと覚える
- 話しかける勇気
基礎レベルの英語と言っても覚えきれないくらい伝えたいことがあると思います。
最初は「旅行で使う英語のフレーズ集」の本を持っていきましょう。
慣れてくれば、使う言葉はある程度決まっていることがわかります。
メモに書きだして持ち歩けば荷物が減ります♪
今は、スマホ翻訳機能アプリを入れておけばかなりカバーしてくれますね。
以前、一人旅に出た時に観光地で出会ったメキシコ人の素敵な男性がいました。
彼も一人旅。
彼はスペイン語で、話しかけてくるけど全然わかりません。
彼はいきなりスマホを取り出し、翻訳アプリで会話し始めたのです。
スマホに文字を打ち合って、「おぉ~!!」と言うだけの会話(笑)
それでも楽しくて、スペイン語を覚えました!
「Hola!!」 → やあ おはよう こんにちわ こんばんわ 全般的な挨拶
「bonito!」→ 可愛い(これはお土産に向かって言ってましたね)
“ま、それだけか”と言われそうですが、挨拶はコミュニケーションの基本です(笑)
会話が成立したらうれしいし楽しいんです!
もっと話したくなってきたら上達も早いものです。
ー残念なお知らせー
彼とはFaceBookでお友達になりましたが、それ以上は何もありませんでした・・・。
仕事で使えるレベル
職場で困らないレベルとなるとハードルも上がってきますね。
- 中級~上級レベルの文法と単語 読解力
- 職種に必要な単語力
- 会話のパターンの文章をを丸ごとインプット・アウトプット
- 最低限の日常会話の習得
職場や職種によって使うフレーズなどは違ってきますが、リスニングができないと仕事になりませんよね。
大体、教材用の音声の7~8割くらい聞き取れるようになればいいと思います。
この段階では、コミュニケーションが取れるようになっていればいいでしょう。
会話は、すればするほど上達してきます。
現場に飛び込んでしまえば、逃げ場がないので覚えるしかないです。
そんなガッツのあるあなたには、いきなり海外赴任なども勧めです!!
ネイティブ同志の会話が理解できるレベル
ネイティブ同士の会話や、マスメディアの話しが理解できるようになるにはどれくらいできればいいのでしょう。
TOEICで高得点を取れるのに映画や海外ドラマが聞き取れない人は結構多いようです。
試験の英語と日常生活で使われている英語は違うんです。
そして、試験のリスニングはスローだし、はっきり発音されています。
会話は早いだけでなく、それぞれの人の話し方のクセまで入ってきますから大変です。
- 英検準1級レベルの単語力
- 上級レベルの文法・読解力
- 上級レベルのリスニング力
- 会話のパターンの把握
- 英語脳
とにかく、単語がわからない事にはどうにもなりません。
このレベルになるには上級レベルの読解力が必要です。
そして、英語を英語で理解する力も必要になってきますね。
耳が英語に慣れるようにスロースピードの子供向けアニメから始めてはいかがでしょうか。
そして、ニュースなどの短い文章の聞き取りで、活舌の良い話し方のリスニングにチャレンジ♪
リスニングの最後の段階は「セリフの英文を理解していること」です。
海外ドラマや映画などを観る事で、耳を慣れさせましょう。
そして、とにかく声に出して話しましょう。
話す事で聴こえる力も付いてきます。
悔しいと思う気持ちをやる気に変える
悔しいと思うことはいい事です。
もっと出来るようになりたいと思う気持ちでもあるからです。
悔しい気持ちをやる気に変えて、取り組んでいきましょう。
やる気がなければ何も始まりません。そして楽しくなければ続きません。
「自分なりの楽しめる学習法はどれか?」
それは、人によって、状況によって違うでしょう。とにかくやってみなければわかりません。
チャレンジあるのみ!!
盛り上がっていきましょー♪
ネイティブスピーカーと会話しよう!
ネイティブスピーカーとは生まれ育った環境でいちばん最初に覚える言語を話している人。
私たち日本人は日本語のネイティブスピーカーです。
最初はネイティブスピーカーの英語が聞き取れないのは当たり前です。
言葉の仕組みや音の出し方が違う言語ですからいきなりわかるものではありません。
しかし、その仕組みや音の出し方メカニズムを知ることで”何がわかっていないのか!”が、見えてきます。
私たちが日本語を覚えたプロセスを思い出してみてください。
それを英語に応用すればいいのですから。
最初は、簡単な事から始めましょう。
そして、だんだんとレベルアップしていく。
聞き取れない事で悔しいと思うこともあるでしょう。
しかし、悔しい!と思うだけのエネルギーを持っているのです。
そのエネルギーを、やる気に注いで楽しみましょう♪
こちらの記事も参考になると思います。ぜひ読んでみてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。