「英語がせっかく少し話せるようになったのに、ブランクの後で話せなくなっちゃった!」
「気付いたら忘れちゃってるみたい・・・」
なんてことありませんか?
英語って触れていないと話せなくなっちゃうんですよね。
久しぶりに英語で話す機会があった時に会話をしようとしたら、「言葉が出てこない!どうしよう!」というような経験が、実は私もありまして・・・。
一度習得した英語を「忘れる理由」をいろいろ調べていた結果、効果的な脳の使い方で「英語を思い出す」ことも可能だというヒントを見つけました!
今回は英語を忘れる理由だけでなく、忘れた英語を取り戻すための脳の使い方のコツもご紹介いたします!
忘れる前の英語を思い出すことは可能?
英語が話せるようになったな~と感じるまでは、人それぞれ。
私といえば、英語に様々な場面で触れつつも「やっては休み」を繰り返していました。
でも結構多くの人は、私と同じような人が多いと思うのです。
私のように、英語が好きだったり英語に興味があったのに、学校で学んだ部分を忘れてしまったり…。
私の場合は、一人旅で英語が通じなかったショックで一念発起して、帰国後すぐに英会話教室に入ったのが私の英語人生を変える「きっかけ」になりました。
勉強しながら気が付いたのですが、英語で話したり文章を作ったりしようとした時に、「昔学んだ英語の基礎を思い出している作業」がメインになっていたんです。
そう!つまり忘れてしまっても、使えば思い出すということ!!
だから、「英語なんて話せない!もうすっかり忘れてしまった!」と思っても、大丈夫です。
初めて学んだ時より短い期間で習得しなおせますよ!
母国語でも忘れてしまうことがある!?
実はバイリンガルの友人が言うには、使わなきゃ母国語さえも忘ちゃう!らしいんです。
そんなこと、あるわけないでしょ〜と思った方、そんなことあるんです!
使わなきゃネイティブでも忘れます
旅先で知り合った友人に、スペインで生まれ育った日本人の女の子がいます。
スペインにいる日本人両親のもとに彼女が産まれ、家では日本語を話していたそうです。
外ではスペイン語で話し、そして当然小学校から大学までスペイン語で学んでいます。
それなのに彼女、実は「スペイン語は苦手」なんだそうです!
彼女の話を聞いてみると「日本語で考えるクセがついているからかも・・・」と言っていました。
日本語で考えた文章を、頭の中でスペイン語に変換して話していたんだそうです。
彼女の育った地域には他にも日本人が住んでいたそうですが、逆に日本語が苦手でスペイン語のほうが得意なお友達もいたとか。
実際にお友達と話すときは、日本語とスペイン語が混じっていたそうです。
そして現在、その友人は英語圏に就職し移住しました。
日本語とスペイン語と英語が話せる!?「トリリンガルか~」と思ったら!!!!!
今度は日本語とスペイン語がスムーズに出てこないと・・・。(汗)
使っていない言葉を忘れるのはみんな同じなんだ!と、安心しちゃいました。
あきらめることはないんです!
しかし、一度覚えた言語ですから、また使うようになったら戻るのは早いのです。(←これは経験済み)
レベル0からではなくレベル1からのスタート。
スタート時点の経験値がレベル1ですから、使いだせば思い出せるはずです。
必要なのは、再び思い出すためのやる気だけです。
英語を思い出すためにこんな記事↓も書いてます。参考にしてみてくださいね。
忘れた英語を思い出す脳の使い方のヒント
忘れた言語を思い出すには、脳の使い方にヒントが隠されているみたいなんです。
もちろん人それぞれなのですが、ちょっとしたコツとして英語の思い出しに使うと効率がよさそうですよ!
脳の使い方1 脳内の言語スイッチ変換する方法
日本語が母国語で、小学生から英語を主体で使っているなど第二言語を後から覚えた場合、どんなに勉強しても、脳の中では母国語(日本語)がベースとなっていると言われています。
そこに新しい言語(英語)を詰め込んでいくと、勉強中は優先順位が母国語(日本語)から勉強中の言語(英語)になりますよね。
そうすると、新しく勉強した英語の方が先に出てきやすくなる、というケースが起こるようです。
文法の違う2つの言語ですから、脳内でスイッチを切り替えて話していると考えられます。
この脳のスイッチの切り替えをスムーズにすれば、スラスラ2か国語が話せるようになるってことね!!
脳内の言語切り替えスイッチをより活発にできるようにスイッチを意識して、どんどんインプットしたり発語したりする機会を作るようにすると良さそうですよ!
脳の使い方2 映像イメージと結びつける方法
2つ以上の言語を操れる人は、脳内で映像イメージとしてとらえている、といわれています。
「脳内で言語を映像イメージと絡めてとらえる」とはどういうことか、少し難しいですよね。
つまりは「辞書を引くよりも、映像情報のほうが情報量が広く早くとらえることができる=アウトプットの処理時間が短くなる」という事のようです。
文字を一字一句追うよりも、一瞬の映像で多くのことが思い出せて、そのほうが確かに早いですものね。
試しに、覚えたい単語のイメージや関連することなどを並べた絵で記憶に残してみる、というのもアリかも。
色んな脳の使い方があると思いますが、自分にはどんな方法がぴったりくるのかいろいろ試して調べてみてもいいかもしれませんね。
これは語学に限らなくても、読者様それぞれが自分に合った脳の使い方ができれば、勉強や何かを記憶する時に役立つかもしれません!
脳の使い方については、こんな記事↓も書いてみました。
英語は使わないと忘れる!でも思い出せる!
- 英語は使っていないと忘れる。
- 忘れても勉強する、の繰り返しで定着する。
- 忘れても、0からではなく1からのスタート。
- ネイティブでさえも母国語を使わないと忘れることもある。
- 自分に合った脳の使い方のコツがわかればさらに効率的!
とにかく、忘れないためには普段から聞いたり話したりして「英語を使う」しかないようです。
まずは忘れても落ち込まずに、とにかくチャンスがあれば使いまくりましょう!
今なら実際に英語を使うチャンスを作る方法↓や、再び勉強する方法も沢山ありますよ~!